領域12インフォーマルミーティング議事録

日時:2007年3月19日12:30−13:30
場所:RE会場(鹿児島大学郡元キャンパス)
司会:山室修 領域代表

議題

1.学会からの報告
早川理事(京大基研)より以下の報告が行われた。

若手奨励賞に関する経過報告。

第62回年次大会(2007年秋、北海道大学)におけるレビューセッション開催のお知らせ。

第63回年次大会(2008年春、近畿大学)における、日本数学会との合同プログラムに関する経過報告。

領域11との合同セッションについて。
ウェブページにおけるプログラム検索の改良や合同セッションの事前告知など、 今後の改善策について報告。


2.第1回若手奨励賞経過報告及び今後の予定(第2回も含む)
山室領域代表より、経過報告及び今後の予定が報告された。

応募総数7名(応募期間:2006年11月末−2007年2月28日)

応募希望者から提出書類について不明瞭な部分(規定と細則が異なる解釈にとれる)が指摘されたことを受け、山室領域代表より細則の修正案が提示され承認された。 -> 審査委員会で細則を修正する予定。

第1回若手奨励賞今後の予定
3月19日 本インフォーマルミーティングにて審査委員の承認、学会に報告
3月20日 第1回審査委員会
3−4月 審議を行い授賞者候補を決定
5月12日 理事会で授賞者決定
第62回年次大会(2007年秋、北海道大学)にて授賞式と受賞講演(企画講演)

第2回若手奨励賞の予定
3月19日 本インフォーマルミーティングにて審査委員の承認、学会に報告
4−5月頃 応募開始
7−8月頃 応募締切
9月の年会で審査委員会を開催し授賞者を決定予定
2008年3月の年会で授賞式と受賞講演
(この年会のインフォーマルミーティングで次回の新審査委員3名を承認)

また外国人の応募を考慮し、募集規定、細則、案内の英語版作成の提案がなされた。 (今後の検討課題)


3.若手奨励賞審査委員の承認
第1回、第2回若手奨励賞の審査委員として、以下の方々が推薦され承認された。 (敬称略。*委員長)

第1回(2007年秋年会で授賞分)
ソフトマター 土井正男(東大)、小貫明(京大)、伊藤耕三(東大)
化学物理  *山室修 (東大)、小田垣孝(九大)、冨永靖徳(お茶大)
生物物理  平井光博(群馬大)、神山勉(名大)、片岡幹雄(奈良先端大)

第2回(2008年春年会で授賞分)
ソフトマター 次期領域副代表、川勝年洋(東北大)、伊藤耕三(東大)
化学物理   山室修(東大)、小田垣孝(九大)、木下修一(阪大)
生物物理  *平井光博(群馬大)、笹井理生(名大)、片岡幹雄(奈良先端大)

現在の細則では“審査開始時”の領域代表が委員長であるが、これを“授賞時”に変更する案が山室領域代表より提案され、承認された。


4.次期領域副代表、世話人候補の推薦、承認
次期領域副代表及び世話人候補者が以下の通り推薦され承認された。 (敬称略)

次期領域副代表(2007年10月−2008年9月):奥村剛(お茶大)

次期世話人(2007年11月−2008年10月)
ソフトマター: 眞山博幸(北大電子研)
化学物理: 横島智(三菱化学科学技術研究センター)
生物物理: 藤芳暁(東工大理工)


5.シンポジウム、招待講演の提案
第62回年次大会(2007年秋、北海道大学)におけるシンポジウム、招待講演が以下の通り提案され承認された。

シンポジウム
−液体分野に関する合同シンポジウム(領域6との合同を予定)
−メモリー効果に関する合同シンポジウム(領域11との合同を予定)

招待講演
−表面、ナノ構造に関する理論(Oreg Plezdo氏、ワシントン大) (領域9との合同を予定)


6.領域11との合同セッションについて

今回、試験的に以下の3つのテーマに関して、領域11との合同セッションを行った。
「過冷却液体・ガラス」、「非平衡現象I」、「非平衡現象II」 (20、21日)

次回も領域11とガラス関係の合同セッションを行う予定。 但し以下の点を配慮。
−事前アナウンスを行い、講演者に希望してもらう。
−キーワードによる振り分けも行う。
(領域11は“ガラスおよびその関連系”という第1キーワードを追加)
−どちらをメイン領域にするか世話人どうしで確認(次回は領域11)
−ウェブページでのプログラム検索で、どちらの領域からも検索できるように改善(学会へ要請)

今後、ガラス関係では領域6、10との合同も視野にいれてはどうか、 他の分野についても合同セッションを考えてはどうかという意見があり、領域12としては今後積極的に合同セッションを行う方針を確認。